第2回目の「石積み学校 in 早川町」を開催しました!

 

 11月16日(土)〜17日(日)にかけて、早川町内では2回目となる石積みワークショップを開催しました。会場としたのは、古屋集落。今回も東京工業大学准教授の真田純子さんに講師をお願いしました。

 

 受講者は2日間でのべ25名。そのうちの1名が両日参加の町民、そして受講者とは別に、石垣オーナーとして集落住民も修復作業に参加してくれました。
 さらに作業を手伝いに(遊びに?)、時折り姿を見せる古屋集落への移住家族の子どもの存在が場を和ませます。町外からの一般参加者も交えた昼休みの食事を準備してくれたのも集落住民。早川らしい、温かい雰囲気の中でのワークショップでした。

 

 

 
 この石積み実習当日のみならず、印象的だったのは、11日(月)の夜に開催した事前講習会のこと。ここで、石垣修復の基本技術について、スライドを用いて説明していきます。
 その上で、なぜこのような取り組みをするのか、上流研でずっと大切にしてきたキーワード、つまり、早川の魅力を語る上で欠かせない「早川入り」「まんのうがん」「ゆうげぇし」の3要素との関連を紐解き、さらにその背景にある、狷本上流文化圏研究所瓩位置づけられた、平成6年の早川町中長期総合計画『日本・上流文化圏構想』が謳うメッセージも紹介します。すると講習会に参加した人たちが、「こんなの知らなかった」と言うのです。(笑)

 

 

 

 
 この『日本・上流文化圏構想』は、世に出てから四半世紀を経た現在でも新鮮さを失わない、素晴らしいものだと思っています。石積みワークショップを管轄する「集落支援事業」のその他の仕事でも、活動の拠り所とする大切なものです。
 そうすることで、ともすれば狄邑増やさにゃならん!甅犧Gの移住は何組だった!?瓩箸い辰振畛覺稘な評価を求めそうになったときも、未来を見据えて丁寧な仕事をしようと、立ち返ることができるのです。

 

 

 

 
 そして実際の修復作業を通じて、一部崩れ落ちていた問題の石垣は、見事に修復されていきます。それを見た集落住民から、「直してほしいところがあるので、また次も古屋で開催してほしい」との発言がありました。その場に居合わせた受講者のあいだで思わず吹き出す(苦笑する)人もいたようですが、これは本当に嬉しいものでした。
 風景の復活には、計り知れない大きな価値があります。「集落支援事業」の一環でおこなっているこのワークショップを通じて、集落に生きる人が、集落の景観修復に、参加者と交流を重ねることに、集落を維持していくことに意欲的になってくれることを実感できて、この小さな取り組みの意図が決して間違っていなかったのだと、とても勇気づけられる思いでした。これからも上流研の理念を大切に、この取り組みを続けていきたいと思います。

 

 

 

Comment
Leave your comment
 

calendar

<< January 2020 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

Archives

Recent comment

Mobile

qrcode

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM