金じゃ買われぬ ソリャ 心意気


 12月22日、高住公民館でおこなわれた、正月の「しめ縄作り講習会」を見学してきました。
 6地区に分かれる早川町の行政区の一つ、本建(もとだて)地区の公民館活動の一環で、斉藤嘉市さんが講師を務めます。先日の子どもクラブでも講師を引き受けていただきました。
 
 僕も娘を連れて、せっかくなので見学だけではなく、作り方も覚えてしまおうと思います。この日はほかに、3名の町民が参加していました。
 

 嘉市さんに聞くと、「(作り方は)もう、いつごろ覚えたのか覚えとらん。知らん間にできるようになって、うちのは昔っからオラが作ってたダ。他の作り方も知らん」と言います。
 材料となる藁と稲穂は、嘉市さんが自分のところで栽培したもので、下準備までそろえてくれていました。言われたとおりに、手順を追って、まずは縄を結います。

 

 

 
 太い縄と細縄ができたら、しめ縄の形に整えていきます。飾りの部品を括り付けていくと出来上がり。縄を結うのに、コツをつかむまで悪戦苦闘しますが、思ったよりも時間をかけずに作り上げることができます。3時間足らずの講習会のあいだに、参加者はそれぞれ、2つ目の縄を結うところまで進めることができました。

 

 

 

 

 

 しめ縄作りを取材したのは、もともとは、上流研で発行している情報誌『やまだらけ』の次号(No.88)で、京ヶ島集落の花しょうぶ園を取り上げることにしたのがきっかけです。20年以上の歳月をかけて、たった一つの株から10aを超える花しょうぶ園を作り上げた、その立役者の斉藤嘉市さんと笠井一二三さんを、まず取材しました。
 しめ縄作りの講師をする、という話も、この最初の取材で聞いていたのですが、正月のための、こんにゃく作りもすると聞いて、後日、そちらも見学させてもらいました。

 

 

 

 

 
 高齢の嘉市さん。しめ縄作りの講師も、今年で最後にするのだそうです。正月飾りを自作する人は、町内でもどれくらいあるでしょうか。自家製こんにゃくも、思い当たる家はわずかです。
 まさに爐泙鵑里Δん。この心意気をどうやって未来に繋げていくか、『やまだらけ』No.88では、そのあたりも探っていきたいと思います。どうぞお楽しみに!

 

 

(上原)

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