想いはいつも

 

 早川北小学校のPTA親子活動を取材しました。
 早川北小学校の児童、保護者、そして学校教員が一堂に会して楽しく交流する毎年の行事です。もともとは夏に企画されていましたが、そのときは台風の影響で延期となっていました。それでもメイン企画は、、、夏と同じ『きもだめし』! さあ、一体どんなことになるのでしょうか。

 

 
 さあ、みんな集まってきました。どんなおばけがいるのかな? 暗い中でも大丈夫かな? そんなおしゃべりが聞こえてくる中での、突如の幕開けでした。
 挨拶をしていた校長先生が突然倒れた! 席から飛び出して介護する教頭先生。指示を受けてAEDを取りに走り出すK先生。ぐったりしたままの校長先生は、このままではどうにもならないようだ。聞けば、魔法を解く呪文が必要らしい。児童一人ひとりに託されたヒントの書かれたカードが、体育館のステージの中に隠されているという。さあ、校長先生を救うために、勇気を持って繰り出そう!

 

 

 

 
 親子活動には、未就学の子ども(北小児童の弟さんや妹さん)も参加しています。主に高学年、低学年、未就学の子どもを想定したレベル設定のグループごとに出発。

 

 


 共通ルールは、学校の各教室を通り、一人ひとりに手渡されたカードに、3つの「通行印」をもらってくること。がい骨模型のある理科教室も通らなければなりません。そして制限時間内に、最後は体育館にあるヒントのカードを持ち帰ります。

 

 

 

 

 

 
 自分の順番が回ってくるまでそわそわする子どもたち。帰ってきてからも、おばけの話で盛り上がります。まだ全部そろわないヒントカードを並べ、答えを探ります。制限時間ギリギリの案内が流れると、様子を窺いに、あるいは仲間の応援に、待合部屋から身を乗り出します。

 

 

 

 

 
 さあ、全部カードがそろいました。どうやらヒントカードには1文字ずつひら仮名が書かれていて、組み合わせて並べたものが呪文となるようです。
 呪文が完成しました。児童全員で唱えます。しかし隣室で倒れたまま、校長先生は復活しません。さらに試行錯誤をして出来上がった言葉は『わたしのうまれたしゅうらくはもぐら』。合点納得して、さらに大声で読み上げると、音楽が流れ、ふすまがすっと開き、そこにいたのは、、、

 

 

 
 なんと校長サンタ! そうか、クリスマスの演出でもあったのですね。一人ひとりにプレゼントが配られ、まもなく終了する2学期とこの1年を振り返り、そして最後の3学期に向けた言葉を伝えて、解散となります。
 見事な演出でした。なんだか感激しました。
 
 BEANS(=自然科学者になろう!)『わらべどんぐり祭り』での民話劇、その他の特別授業に注目が集まりがちな早川北小学校ですが、いかに日々のコミュニケーションが密に取られているか、子どもたちが学年を越えて仲良くしているか、そして何より、携わっている大人たちが、子どもたちに、ここで楽しく暮らしてほしいと願っているか、そんな日常を垣間見た気がします。
 私たち日本上流文化圏研究所が追究を試みている、この地域で引き継がれてきた様々な文化や、山で生きる人々のたくましい暮らしざま、それも大切ではありますが、これらを地域づくりとして反映させるとき、やはり最も大切なのは、こういった日々の暮らしへの想いなのかもしれません。

 

 
 企画運営を担った保護者の皆さん、そして先生方、素晴らしかったです。参加した子どもたちも満足げで、何よりですね。都合で参加できなかった保護者の中に、大変口惜しがっている人がいるというのも、納得です。(笑)

 おじゃましました。どうもありがとうございました。

Comment
Leave your comment
 
Trackback for this entry Trackback

calendar

<< May 2019 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

Selected entry

Archives

Recent comment

Mobile

qrcode

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM