蜜蝋の煮出し

 

 この日、Wさんがおこなっていた蜜蝋の煮出し作業を覗かせてもらいました。
 
 2年前にWさん一家が移住してきた集落には、二ホンミツバチの養蜂に熱心な人が何人もいます。分蜂を確実に実施する方法や巣箱の細工など、独自に研究しています。
 蜜蝋採取を思い立ったのは、その中の一人が、手絞りで採蜜するのを、子ども連れで見学していたときのこと。蜜を絞った巣のカスを、その人が廃棄しようとしていたとか。

 もともと、好んで蜜蝋バームを普段から利用していたWさんは、そこで自作してみることを思い立ちます。インターネットなどで調べてみると、意外と難しくなさそう。
 また、新しい巣箱に蜂を誘引するために塗り付けたり、巣箱を荒らしに来るツキノワグマを捕獲するために、罠の中に設置したり、蜜蝋自体、集落でもわずかながら活用されていました。ハチの巣から蜜蝋を採取すること自体は、皆さん経験があるようです。煮出すための釜や薪も備えがあります。

 

 

 


 煮立たせすぎると、蜜蝋は酸化してしまい、品質が落ちてしまうそうです。火をうまく加減して、溶け具合をチェックしていきます。釜にお任せするところが大きいので、火の番をしつつも、のんびり過ごします。
 鍋に浮かんできたカスを取り除き、あとは自然に冷ませていきます。上澄みの蜜蝋が固まって取り出したら第一段階は終了です。あとは細かなカスを取り除くためにろ過し、蜜蝋バームにする際には、さらにもうひと作業あるそうですが、そういった第二・第三段階は、また後日おこなうとのこと。

 

 

 
 蜜蝋の煮出しを最初からずっと見学したのは初めてでした。蜜の香りに集まるスズメバチにおののきつつ、とても楽しく勉強ができました。
 見学させてもらえて、とてもよかったです。どうもありがとうございました。

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