久しぶりの演目

 

 断続的な雨がしょぼしょぼと、ときにザァーザァー降る昼下がりでした。奈良田地区の公民館にみんなが集まり、踊りの練習が始まります。

 

 来る8/13(月)、『奈良田盆踊り復活祭』が開催されます。その実行委員会に上流研も参加していますが、この企画会議の中で、盆唄の定番「八幡」と馴染み深い「奈良田追分」に加え、近年、全く踊ってこなかった「エンサー」も演目に加えてはどうかと持ち上がりました。
 「あれは他と全然違うからムズカシイ」「誰か覚えてるか?」、当初は前向きな発言がありませんでした。

 


 しかしそのうち、かつて踊ったときの収録映像を誰かが引っ張り出してきたり、唄を口ずさむようになったり、振り付けを覚えている範囲だけ演じてみる人が出てきたり、みんなの心に火が付きつつありました。
 それでも揃って踊れなければ格好が悪い。あと1か月余りの本番まで、週1回のペースで合同練習をおこなうことになりました。この日はその最初の練習会というわけです。

 


 まずは、かつて収録した、大会で踊ったときの映像や、練習の様子を公民館の画面に映し出して、みんなで確認していきます。どうもその時々で、振り付けが若干異なるようです。手足を動かしてみながら、「こんときは、こうしたダヨ」「こっちの人とあっちの人(奈良田出身の町外者たち)とでは、やっぱり違うダヨ」「いろんな映像を引っ張り出して、よく確認した方がいい」と、なかなか意見がまとまりません。
 結局今年は、DVD『‐方言の島‐ 奈良田のことば』に収録された振り付けで演じることが決まりました。分かる範囲で何度か踊ってみて、それでこの日はたっぷり、みんなヘトヘト、練習は終了となりました。

 


 解散となって帰り際、その場の流れで、本番で誰が謡うかが話題になりました。せっかく三味線の後継者も育ちつつあるし、収録した音源だけでなく、生唄も演奏して踊ろうじゃないかと企画しているのです。
 「(奈良田出身町外者の)あの人がやるじゃろ」「せっかくやるだもん。奈良田の人もしんと」「囃子が要るじゃない」「ネエさんがこっちは囃子をやって、2曲やったらいいじゃない」「お前、やれし」「そんじゃ、わたしが」
 解散となったのに、ワイワイと、なかなか帰ることができません。その様子が、まさに祭りというものでしょうか。こんな場面が生まれる仕事に、上流研が携わることができて、本当に嬉しいものです。次々と生まれるよう、頑張っていきたいと思います。皆さんも全員で踊れるよう、頑張ってください!

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