北小の「お宝発見」取材2018 その1

 

 このところ、上流研で力を入れている町内取材。早川北小学校でおこなわれている「お宝発見」を、昨年度に引き続きレポートします。
 このたびの狎萓賢瓩蓮2010年に早川町に移住し、ラフティング会社「本流堂」を立ち上げた大窪毅さんです。


 会場である和室には、開始までまだ時間があるのに、子どもたちが集まっています。ワクワク感が漂っていますね。
 それもそのはず。このちょうど2日前に、早川町教育委員会の呼び掛けでおこなわれた、本流堂のラフティングツアーに参加した子どもたちが大半を占めていたのですから。子どもたちから「たけちゃん!」と呼ばれ、彼の人柄がいかに親しみやすく、2日前のラフティング体験がとても刺激的なものだったことが伝わってきます。

 

 

 「お宝発見」授業では、スライドを使って大窪さんのラフティングとの出会い、ニュージーランドの急流や、ネパールでの長いコースの話、また薬袋地区から現在の拠点のある千須和へ引っ越すことになったいきさつ等々・・・生き生きとした写真と、まっすぐに子どもたちに語り掛けるトークに、皆すっかり引き込まれていきます。
 子どもたちからの感想の中にも多く登場しましたが、特にニュージーランドの急流の話と、そこに込められた思いは一番印象的でした。

 

「同じ川でも、怖いと思うかワクワクするか、それは自分の経験と心の持ちよう。それ次第だ」

 

 命を落としかねない危機を経験しながらも何度も挑戦し、怖くて逃げ出しそうになった急流も何度も挑戦し、今ではそれが自分の「普通」の水準になってしまった、と言います。聞いていて、腰が抜けそうです。
 
「少しの勇気を出して、やってみるかどうかだ。皆も、やってみたいことがあったら、ぜひ、いま挑戦してみて!」

 

 

 普段から、まっすぐに相手を見て誠意をもって意見を述べる様子が印象的な人ですが、子どもたちを相手にしても、その態度は全く同じでした。真剣に語る様子が、何よりも印象的でした。そして最後に、

 

「なぜ早川でラフティングをしたかったか? 世界の川を知っているラフティングガイドから見ても、早川という川は魅力的だというけれど、それは私が早川を選んだ理由にはならない。・・・ただ自分が早川に恋に落ちた、それだけなんだなぁ。好きになるのに理由なんてないんじゃないかな。」
「いつか皆の中にも、川から見た早川町の景色に詳しくなる子が出たら嬉しいな。」

 

 そういってスライドは終了しました。時には感嘆の声を上げながら聞き入っている子どもたちを見て、早川の流れに負けないくらい、大窪さんの熱意のうねりが子どもたちの心を揺らし、魅了する時間を、心地よく過ごすことが出来ました。
 よい授業ですね!

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