奈良田の敬老会2017

お祝いの記念撮影

 

 ここは奈良田集落の公民館。この日は敬老会がおこなわれています。
 会場からはこれまで聞かれなかった三味線をはじく音に歌い声、そして笑い声が聴こえてきます。さて、何が起きているのでしょうか?

 白樺会を発足させ、長らく伝統民謡の継承に努めてきた奈良田集落の人々。三味線を弾いているのは最近になって白樺会に加わった、Uターン・Iターンの新顔メンバーたち。
 ことの発端は三味線の先生Mさんの思いつき。お弟子さんたちの上達ぶりと熱意から、こんなことを言い出したとさ。「今度の敬老会で、全員でしろし(やりなさい)」。さあ、大変です!

 

先生宅に寄り集まって、念願のリハーサルを

おこなうお弟子さんたち

 

会場には子どもの姿も

 

 教え子たちは、それぞれで都合をつけて、先生のもとに通い詰めます。それでも光陰矢の如し。聞けば、教え子4人がそろって演奏できたのは、この当日の午前中が最初なのだとか。
 緊張したことと思います。なにせ、この敬老会の主役たちは、ほとんどがこの白樺会の発足メンバーなのですから。区長あいさつ、公民館長あいさつ、そして白樺会の会長あいさつの後、先生からメンバーの紹介と経緯の説明を受けて、いよいよ演奏が始まりました。

 

 

 白樺会は、最近では、町外に住む集落出身の人たちや、移住してきたUターン・Iターンのメンバーも加わり、新しい体制での活動が展開されています。6月には、日本フォークダンス連盟の日本民謡8選となった「奈良田追分」を「全国日本民謡講習会」で披露したことは、携わってきたメンバーを大きく勇気づけました。
 自分たちは熱心に活動を続けてきましたが、なかなか新たな担い手が見つかりませんでした。こうして並ぶ、いかにもフレッシュな顔ぶれに、地元生え抜きのメンバーには複雑な思いもあるかもしれません。それでも生き続ける集落が引き継がれていくときには、こんなことがあるはず。まだ誰も見たことのない、確かな一場面です。

 

さあ、本番だ!

 

演奏は、どうだったかな?

 
 子どもが走り回り、若手が酒を注いで回り、老人は三味線の講評をしつつカラオケを歌う。これぞまさしく敬老会。
 おめでとうございます。そして演奏した皆さん、お疲れさまでした。町の文化祭でも民謡の生演奏と踊りが披露されるそうですね、これからも頑張っていきましょう!

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